リンクする問題

この図形は、私が図形ソフトで作成したものである。何故わざわざ作成するのか?
それは、群馬県の入試傾向にあったものを効率的に演習させるために他ならない。
予想される単元は比較的絞りやすい。しかし、その問題は「どこから引用するのか」「どの問題集を演習させるのか」で効果はまるで違う。敢えて言うならば、予想するだけなら誰でもできる。そこを一歩踏み出せる人は、自分で問題を作成できる人だろう。そういう意味で、学習塾は教務力が問われるのだ。
学習塾には「塾用教材」なるものがある。しかし、良い教材も多いが如何せん弱点も多い。それは群馬県の傾向だけを絞った教材で無いということだ。これは、市販教材にも言える。学校準拠教材ならば教科書別に販売されているので、定期テスト対策には効果がある。しかし、入試対策問題集は全国を対象とするので「不必要」な問題が多いのが実情だ。
話は戻って、写真の図形であるが、群馬県は数年前から円絡みの証明が出題されることが多くなった。それ以前のパターン性を絡めつつ、更に(2)と問題を細分化して長さを求めさせる、または、作図を絡めるなど。まあ、これらは全国のトレンドでもある。
この問題、直近の○○県で出題された問題と殆ど同じであった。この都道府県はかなり前からリンク性が強い。前々職で数学教材を一手に作成していた際にもこの都道府県はかなりマークしてた。この県以外にも、3つの都道府県がリンクするのだが、それは、、まあ、、、、指導者が把握していないようでは塾としての信頼は得られないだろう。
では、問題。BDとACの交点をEとする
(1)AB=AC、∠BAC=∠CADの時、△ABE≡△ACDであることを証明しなさい。
【定番の問題】
(2)AB=AC=4cm、AD=3cmの時、BDの長さを求めなさい。
【全国のトレンド】
絆では、証明から→長さを求める問題という流れの問題はかなり演習している。さて、この問題は解けるか?
思いつく解法は4つ。しかし指導する解法は1つ。それは生徒を混乱させないため。
何度も言っているが、出版社によって模範解答は違うのだから模範解答を眺めて理解しても意味が無い。それよりも柱となる考え方の道筋を定着させることが大事で、少ない解法に多くの問題を帰着させるのだ。。当然、裏技なんて論外。
※因みに、この問題、解答はありますが解法が掲載されていません。つまり、指導する側の教務力がモロに問われます。
さて、答えは??
明日の正解率予想、、、、まだ40%くらいかな。

