群馬県入試考察
個人的に思うことは多いのですが、今回はあくまで総論的に書かせて頂きました。
国語
大問1:論説文
大問2:物語文
共通して言えるのは、選択問題の割合が多いです。普段から問題に触れることでとけると思われます。
大問3:古文
歴史的仮名遣いと主語の読み取りは定番問題だと思います。それ以外も難易度は易しめだと思います。ここは確実に正解できるでしょう。
大問4:漢文
返り点と内容把握問題。群馬県は書き下し文が載っているので簡単だと思います。この大問も難しくありません。
大問5:漢字と画数問題
難易度は易しめだと思います。ここの確実に正解できるでしょう。
大問6:スピーチ
特に問題なし。昨年より大問が1つ増えたが、難易度は易しくなったのではないでしょうか。
数学
大問1:計算を含めた小問群。
整数問題が唯一の難点でしょうか。全ての問題は基礎レベルだと思います。
大問2:反比例の問題。
定期テストレベルで易しい。
大問3:資料の整理
分布の特徴は凝った内容となっています。高校では普通に習う事柄ですが、中学生には難しかったかもしれません。
大問4:動点
群馬県お決まりの動点ですが内容は基礎レベルだと思います。(2)の記述問題は数年前の踏襲。簡単にするのであれば、ここを攻めるのは妥当でしょう。
大問5:確率
確率が大問に含まれたのは全国的な流れだと思います。確率の基本は数え上げなので、今年の問題もしっかり数え上げれば解けるレベルだと思います。
大問6:平面図形
三平方の定理が絡んだ図形で難易度は高いと思います。数年前の傾向で対策していては太刀打ちできないので常に傾向を分析していく必要があります。問題の中身ですが、接線と円の絡みは定番の解法が存在します。その考えが定着していれば(2)①までは簡単に解けるでしょう。全体的に見ると、難易度は易しめになりつつあります。基礎レベルの問題を確実に解く力があれば太刀打ちできると思います。
社会
大問1:東海道新幹線絡み。
東京オリンピックを控えているので高度経済成長は有りですね。内容は基礎的な問題だと思います。
大問2:中部地方。
地形図がサラりと流されてしまっていますね。内容はまたしても基礎レベルだと思います。
大問3;EU+北アメリカ
資料の読み取りや、貿易の特徴を問う内容になっています。EUやNAFTAの設立目的を理解していれば簡単な問題だと思います。言語なども絡んでいるので広い範囲で勉強することが大事ですね。
大問4:平安~江戸
お決まりのカード問題。3つの時代の背景をどれだけ理解できているかが大事だと思います。
大問5:明治
明治時代の貿易から現代の貿易摩擦問題まで、広い範囲での関連性を問われている問題でした。輸出入品は暗記するのではなく、時代背景から原因を理解する必要があります。
大問6:経済
ここも基礎レベル問題だと思います。教科書レベルの問題がほとんどなので、教科書やワークをしっかりこなせれば太刀打ちできると思います。
大問7:憲法:選挙など
カード形式にして広い範囲まで出題しようとしているのが伺えます。そのためなのか、深い内容まで問うことができなく簡単な内容となっていると思います。ここも基礎レベルです。全体的に「記述レベル」が相当易しくなっているように感じます。昨年もそうですが、記述というよりは「資料の読み取り」です。資料があるのだから、読み取る能力を問われているわけで古き記述力を問いていません。そういう意味で「群馬は記述が多い」は過去の産物です。今年の純粋な記述は「朱子学」と「間接税」だけではないでしょうか。「中流意識」は難問だと思っています。
理科
大問1:小問群
本当の基礎問題なので確実に解いておきたい問題だと思います。ただし広範囲からの出題なので、広く浅く勉強すると良いのではないでしょうか。
大問2:植物の実験:科学変化:天体:音
計算問題が絡む問題が無くほとんどが選択問題です。記述問題は定期テストレベルです。しかし、問題文が長くて主旨を読み取れない生徒も多いかもしれませんが、入試においては全てがパターン問題だと思います。
大問3:唾液の実験
ここも基礎レベルだと思います。試験管が8本に分けられていますが、試験管の分類がしっかりできていれば非常に簡単だと思います。記述も定期テストレベルです。
大問4:天気
記述が少し難しい問題だと思います。湿度計算は易しめですが、飽和水蒸気量の考え方を問いています。普段から語句の意味や定義をしっかり理解することが必要でしょう。
大問5:電池(木炭)
木炭電池の問題は珍しいですね。ワークでも1問くらいしか取り上げていません。しかし、問題文をしっかり読めば解けるようになっています。難易度としては普通ですが、あまり見慣れないので苦戦が予想されます。
大問6:力学
力学を苦手とする生徒は多いでので差がつく問題です。計算問題は1問で簡単でしたが中身は簡単だと思います。今年は特にグラフの違いを正確に理解できているのかを問いています。紙テープの長さの意味、グラフの軸の意味をしっかり押さえておけば大丈夫でしょう。全体的に見ると、実験結果を丸暗記するのではなく「どうして?」という考え方を問う形式が多いようです。記述に関しては、誘導形式(資料からの読み取り)では無いので、社会よりも難しいと思います。
英語
大問1~4:リスニング
解答の選択肢から見て、それほど難しくないように思います。ただし、リスニングは普段の対策量が大切です。普段から耳を慣らしていくことが大切でしょう。
大問5:会話文の穴埋め選択
文法的に難しくありません。習慣的に短英文を読むことで対応できるレベルだと思います。
大問6:対話文
少しだけ長めの文ですが、やはり文法的には簡単だと思います。対話文の場合は、穴埋め箇所の前後をしっかり確認するようにすれば簡単です。
大問7:長文読解
英問英答と要旨まとめ英作文。難易度は少し高めだと思います。英問英答はしっかりとした文法力が問われるので差がつくのではないでしょうか。英作文では、本文の内容をどれだけ把握できているのかが問われます。模範解答には難しい英文が掲載されていますが、英作文は「文法ミス」が無いことが基本です。簡単な単語でもいいので、簡単な英文を書けるようにすることが必要だと思います。
大問8:英作文(絵を見ての英作文)
この大問も基本的には大問7と同じです。写真から連想するべき内容は簡単なので、あとは如何に簡単でシンプルな英文を書けるかに尽きると思います。難しい文法を駆使しても加点はされませんからね。全体的に見ると、難易度は例年通りだと思います。難しい文法を問う訳でも長い英文の読解力を問う訳でもありません。基本的な英作文を数多く書けるようにすることが大切だと思います。

