苦手を克服する「国語力」
生徒の多くが「国語が苦手」と言いますが、それは解き方を知らないからです。
そのような生徒に対して「よく読みなさい」などは全く意味が無い指導です。また、答えを見てもどうしてそうなるのかが解らないと自学すら時間の無駄になります。万が一でも指導する側がこのような姿勢では永久に国語嫌いは無くならないでしょう。
さて、以下の問題も短い文章ながらなかなか良問。
私は孤独を語るべくして友情を語ったが、つまり生命と生命とのはげしい接触のうえにはじめて孤独がわくことをいいたかったためである。そしてそういうところでわれわれの精神はみがかれるのである。妥協のない、またよりかかるところのない、道なき道の上でわれわれは訓練される。その意味で、青春の孤独はむしろ精神の光栄ではなかろうか。
(亀井勝一郎:「孤独について」より)
問:太字の青線の「青春の孤独はむしろ精神の光栄ではなかろうか」とありますが、どういうことですか。「孤独」「精神」の二語を使って、二十五字以内で書きなさい。
どうでしょうか?
因みに解説は
「精神の光栄」と言えるような「孤独」のプラス面をとらえる。指定語句「精神」は「われわれの精神はみがかれる」という部分でしか使われていないため、「孤独」とどのようにつなげるかを考えさえすればよい。
この巻末解説で理解できれば問題はないのですが、、、、苦手な生徒にとっては無理があります。


