成績不振の生徒には共通点があります。
これらが直らないようでは永遠に成績は上がらないでしょう。
そればかりか、社会にでてからもっと苦労するでしょう。

①読まない…問題文を読まない。そもそも読む気などさらさら無い。
質問を受けることがありますが、そのほとんどの答えは問題文に書いてあります。読むことが苦手ということもあるかもしれませんが、殆どは「とりあえず質問」「頑張ってるアピール」「かまってちゃん」です。そういう変な癖がついたら大変です。
②調べない…教科書、参考書など最低限の内容すら自分で調べようとしない。
「人から教えてもらわないとできない」と勘違いしているのでしょうか。調べる習慣が全くない生徒です。調べれば直ぐにわかるのに「とりあえず質問」→勉強しているフリです。このような生徒は高校生になったときに最悪の結果が待っていますよ。
③実行しない…めんどくさいなどの理由で実行しない。そもそもする気も無い。
問答無用。全くお話になりません。勉強に関しては才能がありませんね。諦めましょう。
④聞かない…知ったかぶりで話を聞かない。または聞けない。
自己流を貫く一匹狼でしょうか。人の話やアドバイスなど聞かない。悪いことに、少々できるもんだから聞いているフリが上手ですね。自己流の限界を知る頃は入試直前、、、、残念ですが手遅れです。
⑤説明できない…何に困っているのか、第三者に正確に伝えられない。
これはコミュニケーション能力の欠如です。日頃から「論理的」に話すことを意識していないと人と人との会話が成り立ちません。国語の弱い生徒の典型です。
⑥ミスを認めない…その場しのぎでミスを隠す。できたつもりで自己満足。
自分の能力を過信する「天狗」が多いようです。間違いを見られたくない、知られたくない。ミスを隠して〇をつけて、、、、結果的に同じミスを繰り返します。「ミスから学ぶ」という姿勢が全くありません。
⑦人を馬鹿にする…馬鹿にすることで自分が凄いと思い込んでいる。
他人との相対評価で上に居たい、、そう思うのでしょう。私から見たら五十歩百歩です。また、凄いと思い込んでいるその姿は、、全く凄くありません。成績がその人間の価値ではありません。
⑧感謝しない…教えてもらって当たり前。通わせてもらって当たり前。
「親が言うから塾に来ている」「学校の先生の教え方が、、」こまったものです。このタイプの生徒は絶対に成績は上がりません。そんなこと言うのであれば私から一言。
「学校行くのやめれば?」「塾やめれば?」「ご飯:洗濯:掃除?→自分で作れば?」
「だれのお陰でここまで生きてきたの?」

⑨逆切れする…自分の思うようにならないと逆切れする。
まあ、典型的に「オレオレ」タイプ。自己中心型。成績が飛びぬけて良ければチヤホヤされますが、それも18歳(もしくは大学卒業まで)でしょう。それ以降は、他の人に相手にされません。
私はこのタイプの生徒は全く相手にしません。時間の無駄です。

⑩言い訳する…勉強しないことを何かのせいにする。そもそも勉強する気など無い。
言い訳上手な生徒は絶対に成績は上がりません。この言い訳ってのは実に厄介で、経験的に身に着けた防衛反応かもしれません。「こう言えば逃れられる、、」とか。加えて、親も加わると更に厄介です。「うちの子、部活が大変で、、、」「学校行事が、、、、」子供の言い訳に助け舟を出していたら超危険、、いや、、お先真っ暗かもしれません。