段落の要点=1分で解ける

日本人は住まい方において、内と外とを厳しく区別するという行動様式を示す。最もはっきりしたその現われは、家の中にはいる時には靴を脱ぐという習慣である。今日のように鉄筋コンクリートのマンションに椅子とテーブルの生活という洋式を採用しているところでも、まずほとんどの日本人はこの習慣を守り続けているであろう。もちろん、西欧社会でも、家に帰れば内履きにはきかえるということはよくあるが、それは私的な環境でくつろぐためであって、例えばお客を迎える時はきちんと靴をはくし、客も靴のまま家の中にはいっても少しも怪しまない。だが、日本ではお客にたいしても靴を脱ぐことを当然のこととして要求するので、慣れない外国人は当惑するということになる。空間構造はつながっているように見えながら、行動様式では内と外は明確に区別されているのである。

引用 高階秀繭「西洋の眼 日本の眼」より

今日のテーマは段落:要点

段落の要点とは言っても、読解の基本は変わらない。
が、生徒はどうしても「あるもの」に惑わされる。それを修正するのは結構大変です。

さて問題です。
生徒全員、あっと言う間の正解でした。ようやく慣れてきたのかな?

(問)段落の要点として最も適当なものを、ア~オから選びなさい。
ア:日本人には、家の中では靴を脱ぐ習慣がある。
イ:日本人は、家の中と外を厳しく区別している。
ウ:外国人は、家に帰れば内履きにはきかえている。
エ:外国人は、家という私的な環境でくつろいでいる。

読解のポイントは決まっている。それを知っているかどうか、それが入試対策です。この問題であれば1分で終わってください。

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