常磐高校 特待入試 所見

常磐高校 特待入試の各科目の所見です。あくまでも個人的意見なのでご了承願います。

国語

大問1:論説文だが基礎的レベル。(2)の抜き出しは少々難。抜き出し箇所が離れている。離れていると探す場所がわからなくなって正解率が下がる。しかし、文字数も少ないのでとけて欲しい問題ではある。接続語はZが少々難。最後の趣旨選択は直前(探し方は指導済み)なので簡単だろう。
大問2:小説文だがここも基礎レベルだが、最後の(5)は難。(1)に関しては該当箇所が2つありそうだが、その見分けがつくか。(5)に関しては相当正解率は低いだろう。
大問3:古文は標準レベル。現代仮名使遣いは簡単。以降の問題もゆっくり読めばとける問題。捻った文法が混ざっていないので容易だろう。しかし、本文が意外に長いのでそこをクリアできるかが鍵。
大問4:漢文は基礎レベル。そもそも書き下し分が用意されているだから簡単。全く問題なし。
大問5:漢字の書きと文学作品の作者名を答える問題。「こころ」「小説神髄」の作者は難だろう。

総評
大問2と大問5で難問があるが、それ以外は基礎的問題でしょう。
今までの指導方法で対応できるレベルだった。

数学

大問1:基礎的な計算問題が7問。問題無し。
大問2:ここも基礎的問題だが、(5)の平均値の問題だけ正解率が下がりそうだ。しかし、じっくりやれば解ける問題ではあるのだが、、、、
大問3:穴埋め証明で基礎レベル。過去に公立高校で出題された問題と全く同じ。定理の証明なので少々難しいように感じるが、教科書にも載っている問題である。対応順に合わせればなんてことは無い問題だ。
大問4:一次方程式の文章題で少々難。「みはじ」の問題は何故か苦手な生徒が多い。歩いた時間の半分、、なんて文に惑わされる。せめて(1)は解いて欲しい問題。(2)の正解率は低いだろう。
大問5:確率は基礎レベル。こつこつと樹形図(表組みでもOK)を書けば確実に求められる問題。ここは絶対に外せない。
大問6;2次関数で(2)は難問。(1)は基礎レベルだが(2)と(3)は相当正解率が低いだろう。座標を文字で表すことが苦手な生徒(抽象的)には全く歯が立たない。それでも(2)は何とかしてほしいが(3)は高難度の等積変形を使うので厳しい。(3)は捨てる勇気も必要だろう。
大問7:規則性は少々難。しかし、当塾の生徒は冬期講習と年末特訓で徹底的に指導したので楽勝でしょう。2次関数を解くくらいなら規則をサクッと解いて欲しいですね。まあ、規則性はズバリ的中です。

総評
2次関数が特に難しいが、それ以外は基礎的レベルだったと思う。
私立数学は規則性が必須。この流れは変わりそうもない。

社会

大問1:日本地理で基礎レベル。記述が意外に多いが内容は簡単。簡潔に書く程度でも大丈夫だろう。
大問2:世界地理で基礎レベル。その中でも(3)の東京とオーストラリアの時差は少々難。よく「日本とオーストラリアは時差が無い」と言われるが、実は場所によっては時差があるという問題。目盛りが用意されているので問題はないように思えるが、それでも驚いた生徒も多いのではないか。最後は回帰線の問題。まあこの辺は妥当な問題。雨温図も植民地関連も問題なし。
大問3:歴史で最後の(6)は難問。(1)から(5)までは一問一答レベルで資料を見るまでも無く解ける問題だろう。最後の年表穴埋めは難問だ。江戸時代末の超短いスパンでの穴埋めなどできる生徒はほとんどいないだろう。この問題は捨てても良い問題だし、この問題をとけるように指導するのは非効率だ。まあ、私立っぽいと言えばそれまでですが。
大問4:続いて歴史で標準レベル。フランス人権宣言が発表された理由は、、書けるのだろうか。これは難問だろう。それ以外、1925年の治安維持法や1950年の警察予備隊などは「超鉄板」でしょう。絶対にとけているはずです。
大問5;公民で標準レベル。内容は定期テストレベルですね。記述も鉄板なので問題ないでしょう。問題3の「文民」は少々難だろう。学校でそこまで指導しているのか、少し疑問だ。まあ、これも私立っぽいですね。

総評
少々記述が多いような気もするが、それも含めて標準的な問題が多い。しかし、一問一答で補っていた生徒はやはり苦労するはずだ。日頃から「理由と結果」を結び付けて流れを意識した勉強をしてほしい。

理科

大問1:小問群で基礎レベル。食塩水の問題とバネの問題は少々難だろうか。数学が苦手な生徒はここが厳しい。それ以外は問題なし。
大問2:反射反応:中和実験:雲の発生実験:磁界の問題で標準問題。反応問題は基礎レベルで問題なし。中和反応はやはり計算が絡むので数学が苦手な生徒は厳しいかもしれない。しかし、Bの(4)以外は全く問題がないはずなのでミス1問に留めたい。雲のでき方は年末に特訓したので問題ないだろう。というか、全く同じ問題なので驚きだ。磁界の実験も全く問題なし。必勝講座で嫌になるくらい特訓した内容だ。磁石を左右に動かすのもズバリ的中。
大問3:植物の光合成実験で基礎レベル。問題文が会話形式になっているのが面白い。また、袋の中に炭酸水が入っているのは珍しい。ここで戸惑わなければいいのだが(文脈からその意味がわかるので)。。。聞かれている内容は定期テストレベル。
大問4:地学で難問が多い。そもそもプレートの位置関係は学校では習わないし、そこで戸惑うだろう。学校で重点的に指導するポイントとかなりかけ離れた内容なのでここは難しい。半分とければ良し。
大問5:イオンで基礎レベル。定期テストレベルなのでここは取り切ってほしい問題だ。化学電池だったら成果率も下がるだろうが。。

総評
大問4の地学が難しかったが、それ以外は標準レベル。問題文が長いと急にとけなくなる生徒も多いが、逆に設問だけでもとける問題が多い。情報を上手く選別できれば何てことはないだろう。

英語

大問1:対話文で基礎レベル。対話文では定番の例文なので簡単だろう。年末に対話文の特訓をしたのでここは問題なし。
大問2:長文(グラフとの絡み)で標準レベル。使われている単語は中2くらいまでのレベルで、文法的にも簡単。難しい単語は注釈もある。ここも確実にとける問題だろう。
大問3:長文(SNSとの絡み)で標準レベル。会話形式なので会話文の練習をしておけば問題はないでしょう。会話文では独特の言い回しがありますからね。また、よく見ると前置詞の使い方も問われていあたり、、、少しネタ振りが入っています。
大問4:長文(会話文)で標準レベル。使われている単語や文法は中2レベル。特に捻りのない英文です。しかし、よく読んでみると接続語が多く、一文をあえて長くしている感があります。また、接続語の省略もあります。その点、英文を読みなれていない生徒には厳しい問題でしょう。
大問5;長文で標準レベル。最初の数行読んだだけでこの長文は凝っていることがわかります。文法的にも少しレベルが上がってきました。読んでいる生徒もそれを感じたのではないでしょうか。明らかに大問5以前とは違います。それは主語の長さだったり目的語の長さだったりです。この長文は明らかに目的語を長くしています。意図的に。。。そこについていけるのかが問題ですね。書いてあることは簡単です。
大問6:絵を見て答える問題で標準レベル。3は英作文なので練習の足りない生徒は厳しいでしょう。それ以外は所詮「英問英答」です。

総評
総体的に文法力よりも英文の読解能力を問われている問題がほとんどだった。会話文や短文を数多く練習すればそれほど難しくはないだろう。長文に関しても、難しい文法が使われているわけではないので心配はない。が、ここも訓練が必要になるだろう。

5科目の総評

レベル的には基礎レベルから標準レベル。広く浅く、そして私立の傾向にそって対策をすれば大丈夫だと思う。今まで通りの指導で対応できるレベルだった。

追伸

各科目において、問題文訂正や英単語訂正など相当数あった。これには驚いた。過去にこれほどの訂正数など見たことがない。
公式な試験においてこれは如何なものか。生徒に指示はしたのだろうが、伝わりきらない生徒だっていた筈だ。問題作成する側がこれでは、、レベルが問われてしまう。残念だ。

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