観察力の大切さ

先生「10分後に教室に戻ってきて下さい。」
生徒「10分後って何時何分のことですか?」

これは、数日前のあるTV番組でのひとコマであるが、ここから先生が感じとったことは何か?

先生はあることを感じとって生徒の目の前に時計をもってきて質問しました。
先生「今から10分後って何時何分かわかる?」
生徒「えっ、、、、え~と、、、、」

実は、この生徒は5以上の数字を数えられなかったそうです。

小さい頃から理解の乏しさを怒られ育った生徒は、いつしか「自分を守る言葉」を覚えていたそうです。
「こう言えば怒られない」
「こう言えば逃れられる」
「こう言えば解らないことがバレない」

可哀そうな話ですが、今の子供は誰でもこのような言葉を身につけているように感じます。また、親でもこのような発言をするケースがあります。「うちの子供、部活が忙しくて、、、」「うちの子供、おっちょこちょいで、、」よく考えれば、これは非常に危険なケースかもしれません。子供の「自分を守る言葉」に同調しています。

解りやすい言葉で言えば
「部活が忙しくて勉強する時間が無い」…そんな筈ありますか?
「どこが宿題か忘れた」…そんなに物忘れが激しいのですか?
「宿題が多すぎて終わらない」…そんなに計画性が無いのですか?

このような言葉で「親」は騙されるのでしょう。
子供にはそのような騙すつもりはないはずですが、いつしか「自分を守るための」言葉を身につけているのです。

社会に出てからもそのような言葉を発する人が多くいます。
「そんなこと言ってない、、、」…もの忘れ激しすぎませんか?
「できると思ったが忙しくて、、、」…最初からできないと思っていませんでしたか?
「やろうと思っていたが忘れてて、、、」…忘れる人には今後は任せませんが?
注意しようものなら「逆ギレ」です。

子供のころの癖が残っているのでしょうか。当然、悪気はないはずですが、周りを不快にしてチームワークを乱します。チームワークを乱すということは、共同作業ができないことを意味します。昔と違って今はこのような問題が仕事のストレスのような気がします。

こんな話を講師と話をする中で、違った面白い話を聞きました。

幼少の頃、家庭環境が悪くて非行に走った少年。更生施設で過ごす中で、いつしか、小さい子供の面倒や老人の世話をするようになりました。そして、将来の夢は「人の為になる仕事につきたい」「週数回でもいいから親と食事をしたい」になったのです。環境が変わることでこんなにも人は変わるものだと。。。

本当に興味深い話であり、講師の話はいつも私に新鮮な風を吹き込んでくれます。

環境が変わることで、変えてあげることで、、生徒の言葉を変えることができるのではないのだろうか。自然に自分を守る子供に「今の自分を受け入れる」勇気を与えてあげたい。そう考えています。

環境は人の「意識」を変える。
意識が変われば「行動」が変わる。
行動が変われば「成績」が上がる。

やはり、、、これが答えだったのかもしれません。

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