新年を迎えて
新年明けましてあめでとうございます。早いものであっと言う間に1年がすぎてしまいました。私立入試まで残り1週間です。年末特訓は1月2日までで毎日6時間とハードな日ですが、乗りこえられない壁ではありません。頑張りましょう。
さて、新年を迎えるにあたり、私の信念を伝えたいと思います。
人は人と関わりをもって生きています。一人では生きてはいけません。多くの人から影響を受け、また、少なからず他人にも影響を与えながら生きています。私も今まで何人かの方から多大な影響を受けました。それは、人生観にも関わる大きな言葉でした。
人の拳には4つの節がある。それは人生において4つの節目を意味するんだよ。1つ目は入試。2つ目は入社。3つめは結婚。4つ目は死。その4つの節目は避けては通れない。だからこそ、そこで差がついてしまうんだ。
自分が漠然と考えて人生観にスパイスが加わった。自分は3つ目の節目までは過ぎているが、その節目でどれだけ頑張っていたのか。時々考える。生徒は避けて通れない1つ目の節目が待っている。そこを敢えて避けようとするのか、いや、そこに立ち向かうのか、そこで差が生まれるのでしょう。目には見えない差かもしれませんが、数年後に大きな差となって自分に跳ね返ってくる。また、1つ目の節目を避けたとしても、2つ目以降はもっと高い壁のような節目でもある。だから私は言いたい。「逃げるな」「自分を守るように逃げるな」「逃げない姿勢こそが自分を守ること」なんだ。
私は4つ目の節目を待つだけか、と言うとそうでもない。これらの生徒を正しく導く役目を与えられていると解釈している。勉強(知識)を教えるのは当たり前だが、「逃げない姿勢」を教えることが毎年の役目でもある。実のところ、逃げない姿勢は社会にでてから大きな武器になる。極論を言えば、知識などは社会に出ても使わないことがほとんどだ。例えば、買い物に行った時に頭の中で方程式を解くこともないし、ボールを投げるときにニ次関数を考えることもない。酸素が足りないからといってオキシドールを買うこともないだろう。塾側がこんな事を書くのはタブーかもしれないが、事実はこうだ。ではどうして勉強するのか。生徒に聞かれたら私は必ずこう答える。「自分を守るために勉強するんだよ」
戦場に行く時に鉄砲の使い方を知らなくては駄目だろう。走れと言われても走り方を知らなくては駄目。新聞を読んでと言われて漢字が全く読めなくても駄目。買い物に行ってもおつりの計算が出来なくては駄目。太陽を見てと言われて望遠鏡で見ては駄目。そんなの常識と言われそうだが、常識とは知識の積み重ねに過ぎない。つまり、こういった知識の積み重ねは自分を守る武器になる。だから、社会で通用するのである。しかし、常識以上に大事なことは「逃げない姿勢」の構築である。社会にでればノルマがある会社もある。上司から文書の作成を指示される。期日を決めて仕事を進める。人間関係のストレスも生じる。これらの難題から「逃げる」ことではなく「立ち向かう姿勢」こそが社会では認めらる要素なのである。だから、今のこの時期に「逃げる」ことを身体に染み込ませては駄目なのである。大人になってから変えることは困難だからだ。立ち向かう姿勢はなかなか覚えられない。そう考えると、今の受験生にはその機会を与えられているわけなのだから、それを楽しむくらいの気持ちになってほしいものだ。
私が何を伝えられるのか、何を伝えるべきなのか。学習塾の王道は「成績を上げる」「志望校に合格させる」ことではあるが、、、、これは、また別の機会に書こうと思う。
ともあれ、謹賀新年。新年ではあるが信念は変わりません。
今年もよろしくお願い致します。

