パワーバランスは必要か
ここ数週間はSMAPの話題で持ちきりでしたね。あまり気にもしていませんでしたが、デビュー25周年にもなっているとは思いもしませんでした。解散騒動の原因は私達からは想像もできないくらい複雑なようです。私たち一般人にはわからないことがあるのでしょう。
さて、今日の中3の授業で、あることに対して「渇」を入れました。問題解説の途中、あることを指示したのですが「ザワザワ」している生徒がいました。
「おい、うるさい。ここに線を引け、と言ったら引け」
大きい声で指導したわけではありませんが、この時期の中3生とは思えません。軽く説教です。
授業では「先生と生徒という壁を作るべきである」と考えています。それは「馴れ合い」を防ぐためのものでもあり、適度な緊張感を生み出すものでもあります。学校でも「前を見て」「○○ページを開いて」などと指示を出すことがあるはずですが、そこには指示を出す側と受け取る側という「暗黙の壁」があると思います。それが無くなったとしたら授業は成り立ちません。それこそ、生徒は好きな事をやりたい放題です。
この壁が出来ている生徒は指示したことに素直に従います。だから勉強に無駄がないように思います。そういえば、昨日は中2の授業。あることで「消しゴムの使用禁止」を指示しました。問題を解く上で消しゴムで消す作業すら無駄になることがあったからです。そういったことにも素直に反応できる生徒は明らかに正答率が上がります。【絆ではペン回しも禁止しています】
何か指示を出すときに「壁」を作っておかないと共同空間作業は成り立たない。常に心がけていることです。
SMAPの話題に戻りますが、解散回避となって一安心と思う人もいれば、そう思わない人もあるようです。私は「パワーバランス」が崩れることが危険なのではと感じました。表面上の話から「内部の混乱から片方が失脚という認識ですが」それでパワーバランスは保たれるのだろうか。会社が円滑に運営されるには、時に派閥関係は有効だと思います。例えば、一方が一方を制御することもできます。そして、その争いをコントロールするのが経営者の役割だとも言えます。【運営上手な経営者はその争いを適度に仕掛けて、それをコントロールするものです】つまり、適度な制御こそが適度な緊張感を生み出すと思っています。今、その制御が無くなったようです。これはジャニーズに限った話ではなく、自分の身の回りにもあふれています。こうなったときは大変。そして、パワーバランスを失った凧は糸が切れるまで、切れていることに気づきません。【一部上場企業の不祥事などはまさにコレでしょう】
私、SMAPの大ファンです。そうならないことを心から願っています。
当塾でも「適度なパワーバランス」を保ちつつも「適度な緊張感」を崩さずに頑張ろうと思います。


