質問に答えます
本日(4/21)、問い合わせフォームから以下の記事に関して質問がありましたので書ける範囲でお答えします。
質問①
得点開示請求は多くの生徒がされているのでしょうか。
回答①
当塾は本当に小さな塾なので生徒数を公開すると個人が特定される恐れがありますので、正確な生徒数の公開は控えさせて頂きます。【5名前後(県外受験は除く)です】なお、平均点は上位層メインの塾であれば高く、そうでなければ低くなります。また、人数が少なければ偏った平均点にもなってしまいます。よって、当塾の人数を考えてみて得点開示だけの公開だけではあまり意味が無いと思い、横並びの平均よりも、個人の縦の点数推移を中心に記事にしました。定期テストや統一テストとの関連性を調査したのはそのためです。
群馬県入試の平均点が発表になりました。当塾の生徒は群馬県入試よりも+78.5となっていました。
| 国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 | |
| 群馬県平均 | 60.6 | 54.0 | 54.8 | 59.7 | 55.8 | 285.0 |
| 塾生得点開示 | 75.6 (+15.0) | 68.0 (+14.0) | 72.0 (+17.2) | 74.4 (+14.7) | 73.4 (+17.6) | 363.4 (+78.5) |
「群馬県入試の平均点よりも良かった」ことは良かったのですが、学習塾であれば特に強調する材料ではありません。なぜならば、それは塾生のレベルによっても変わるからです。何故こんな事を思ったのか。それは、ある生徒の頑張りがあったからです。その生徒は(Aくんとする)過去の定期テスト(中1~中3)の平均よりも+40点の上積ができました。統一テスト平均からは何と+83点です。
「それくらいできるでしょ?」と思った人は考え方が根本的に間違っています。
普通、実際の入試でとれる点数は、学校の定期テストから50点~100点を引いた点数になります。この幅は生徒の学力レベルで変わります。例えば、トップ層の生徒が定期テストで470点とったとしましょう。その生徒は入試で420点前後です。一方、学校の定期テストで350点の生徒は入試で間違いなく300点を下回ります。定期テストで300点未満の生徒は入試で200点を下回ります。つまり、入試の得点開示は生徒のレベルで変わるのであまり意味がないのです。
それまでに色々なことで頭を抱える材料が多かったAくん。
しかし、Aくんは今までの私の概念を覆してくれたのです。
そこで、今回は定期テストの平均との差を集計してみました。流石に14点減っていますが、教える側からすればこれは凄い頑張りだったと思います。数学などは、下がり幅を最小限に留めたと思いますし、国語はよく頑張りました。
質問②
塾生得点開示、得点開示が同点ですが、塾生得点開示は「絆」の得点開示、得点開示はA君でしょうか。
回答②
これは私の書き方がわかりにくかったと思います。塾生得点開示と得点開示は共に「絆」の塾生の得点開示となっています【赤字で訂正しました】。つまり、A君の得点開示はこの中に含まれて平均化されています。本来ならば、受験校別に平均点を公開するべきかもしれませんが、やはり小さな塾なので個人が特定されてしまいます。また、学習塾が進学校を目指す生徒だけを受け入れるのも変な話で、色々な夢を持った生徒が通うことは当たり前のことです。そうであるならば、志望校によって平均点を公開することは成績の優越で差別することになってしまいます。ただ、A君の頑張りをどうしても評価したく、このような記事になりました。
※今回の入試の平均点は前年より約20点高くなっていました。前年までの難易度で考えると、下がり幅は25点~30点となる可能性があります。しかし、各高校のボーダーを理解していれば30点の下がり幅でも有利であることに変わりはありません。
| 定期テスト | 国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 |
| 平均点 | 72.2 | 77.5 | 73.8 | 78.3 | 75.7 | 377.4 |
| 塾生得点開示 | 75.6 | 68.0 | 72.0 | 74.4 | 73.4 | 363.4 |
| 得点差 | +3.4 | -9.5 | -1.8 | -3.9 | -2.3 | -14.0 |
最後に、統一テストとの関係です。群馬進学センターの統一テストですが、非常に群馬県入試を研究されていて関心します。これは、見れば見るほど良く考えられた問題で、過去問をさり気無く差し込んだり、他県の傾向もしっかり取り入れている。統一テストをやりこめばやりこむほど、過去問を自動的に解いていることになり、また、予想的な問題もといていることになっています。また、通年の平均点を見ても、過去から257.2(群馬県入試247点)、261.9(群馬県入試261点)、260.17(群馬県入試285点)と260点前後で安定しています。つまり、定期テストの点数は入試の点数には直結しませんが、統一テストの点数が本番の点数の指標となるのです。【過去に問題を作っていた私からすると、この260点に収束させる能力には驚きを隠せません】結果は、全ての科目で統一テストを上回ることができました。よく頑張りました。
質問③
定期テストの得点より実際の入試における得点差がトップ層で50点マイナス、前高・高高を狙うには、定期テストでコンスタントに475点(平均95点)は欲しい。と私なりに理解したのですが、いかがでしょうか。高校入試ドット・コム(群馬県)で423点と出ていたのでそのように理解しました。
回答③
非常に研究されていて関心致します。結論から言いますと、前高・高高レベルであるならば定期テストでコンスタントに475点前後は欲しいです。高校入試ドット・コムの数値を見ましたが、前橋高校のデーターは偏差値69、得点423点となっています。ここからはあくまでも私の私見ですが、この偏差値や点数は合格率80%ライン程度の数値だと思われます。または、合格者の平均かもしれません。ギリギリで合格した生徒はもっと低い得点の筈です。実際には驚くような点数で合格している生徒もいます【ボーダーの点数は塾生には伝えてありますが、外部には非公開にします。最終的にはボーダーラインを超えるような科目得点配分を仕向けて指導します。】また、同じ定期テストの475点でも下がり幅が違う場合がありますが、これは生徒の普段の勉強の様子や、授業態度や、立ち振る舞いや、様々な要素が加わると思っています。話はA君に戻りますが、定期テスト平均(中1~中3まで)よりも40点上昇するのは本当に凄いことなのです。【当塾の塾生で定期テスト平均を超えたのはA君だけではありませんが、あまりにもA君が凄かったので記事にしました。下がった生徒も高いレベルの点数推移なので頑張りましたし、下がり幅も許容範囲。多分、上位合格しているレベルであったことは最後に付け加えておきます】※進路指導とは…定期テストの順位、通知票(評定)、外部模試の偏差値、入試で実際にとれるであろう点数、志望高校のボーダー点数、倍率との兼ね合い、これらを総合的に判断して(相関関係)指導することです。塾の役割は偏差値だけの指導に留まらないことではないでしょうか。
| 統一テスト | 国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 |
| 平均点 | 64.0 | 64.1 | 67.4 | 65.4 | 66.0 | 321.6 |
| 塾生得点開示 | 75.6 | 68.0 | 72.0 | 74.4 | 73.4 | 363.4 |
| 得点差 | +11.6 | +3.9 | +4.6 | +9.0 | +7.4 | +41.8 |
次年度も同じような報告ができるよう、しっかり「目に見える結果」を求めて指導させて頂きます。
質問に対する回答は以上になります。今後ともよろしくお願いいたします。

