国語の解答解説から何を学べるのか?

逆に「私は個性的でなんかない」と本気で思っている人は、とんでもなく変わった作品を作っていたりしますので、いわば要注意。自信の表れ。ということと、もう一つ、夢中になってものをつくっているので、他人から見て服装が個性的かどうかなどという相対的なことにはまったく関心がないのでしょう。個性とは隠してもにじみ出てきてしまうもののことです。このような人に出会うと、経験上私は「おぬし、できるな」と直観的に感じ、思わず身構えてしまいます。

引用:千住博「絵を描く悦び」より

(問)下線部の「このような人」とは、どのような人ですか。三十字以内で書きなさい。

(解説)直前の四文は、個性を感じられる人について述べたもの。「このような人」とは、とんでもなく変わった作品をつくるような、芸術家としてすばらしい個性のある人のことである。この部分の内容を「~人」となるようにまとめる。

この解説で理解ができて答えを導きだせるようになるのか、ならないのか。再現性はあるのか。国語は論理性を問う科目だからこそ、そのまとめ方を指導するのが王道である。そう考えると実は国語は楽しい科目である。模範解答は「あくまで模範解答」ではない。必ず「そうなるための論理」があるからだ。その理由を指導できないのであれば国語指導は無意味である。

さて、この問題の答えは?慣れれば簡単な問題です。

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