2009 数学 大問4 解説

随分と更新が遅れました。大問4の解説です。
無題
ふむふむ、、

(1)バスが動き始めてから10秒間だけのグラフを書け!
 なってことは無い問題ですw
 問題文にY=1/2?² (y=2分の1 ?の2乗)
 2次関数のグラフは、座標を3点取りましょう!
 この問題であれば、原点(0,0)と(10,50)はすんなりいけそうです。
 残りは(4,8)か(6,18)のどちらか。
 しかし、このグラフでは3点以上取れますので、取れるだけ取りましょう。
無題
(2)バスが太郎君に追いつくのは、バスが発車してから何秒後ですか。
 太郎君は毎秒4mの速さで走っているので、グラフを書いてみよう。
 こういう大問は、(1)⇒(2)⇒(3)と前問の答えを利用すると御利益があります。
 というか、普通です。
 太郎君は、式で表すとY=4Xの直線ですから、両端を計算して座標を取ればOK!
 いいですか、直線は両端だけですよ、、!!
 スタートは原点(0,0)、終点は?軸が10秒までだから10秒後を計算。
 10秒後には40m進んでいるので(10,40)です。
 無題
 
 さて、どうですか??
 グラグを見ても何となく8分後というのが解るかもしれない。
 時間が無い時は、それでもいいと思います。
 しかし、方程式で交点を求めることが王道なので、
 (交点は方程式の右辺を=で結ぶ)
 
 Y=1/2X² 、Y=4X 
 
 1/2?²=4?  両辺2倍して
 ?²=8?    8?を左辺に移項して
 ?²-8?=0  共通因数をくくりだして
 ?(?-8)=0 これを解いて
 ?=0,8
 ?=0は出発前なので題意に反する
 よって、?=8
 答え 8秒後 
(3)花子さんがバスとすれ違うのは何秒後か。
 ※花子さんんは、130m離れた反対方向から毎秒2mの速さで走っている。
 ※バスは、10秒後からは毎秒10mの速さで走っている。
 この問題のポイントは、
 ?10秒後にはバスの式が変わる (Y=10?)
 ?このグラフには10秒後以降の目盛りが無い 
  (それ以降を作るとグラフから答えが出てしまう)
  (2)の問題はこのパターンで8秒後と解けてしまう
 変域を制限することで、少しだけ難易度を上げたかったのか?
   
無題
 さて、解き方ですが大きく2つあると思います。
 
 ?グラフを作って求める
  …これでも結果的に解けると思います。何故なら、答えが結果的に整数だからです。
   しかし、目盛りを定規などで正確に作らないといけません。
   そうしないと、グラフから求めることは困難です。
    まして、答えが分数なんてことになると、、   王道の解き方ではありません。
 
 ?直線の式の交点を求める
  …今回の問題では王道の解き方です。
  10秒以降の直線の式は(10,50)から速さ10m<傾き>で進んでいきますので
  Y=10?+b に(10,50)を代入
  50=10✖10+b
  50=100+b  これを解いて
   b=-50
  よって、直線の式は、Y=10?-50 (但し?は10以上)
  花子さんの式は、進む方向が逆(出会い算)なのでグラフは右下がり
  つまり傾きはマイナスです。切片は、花子さんのスタート地点が130m先なので
  130となります。
  ということで、式はY=-2?+130となります。
  交点を求めてみます。(右辺を=で結ぶ)
  
  10?‐50=-2?+130
  10?+2?=130+50
   12?=180
       ?=15
   この?の値は?が10以上であることを満たす
   よって、答え 15秒後 
  あれ、思っていたより簡単でしたね~
 ここで、受験生はどのようなミスをするのか考えてみた
  ある程度、数学が得意な生徒であれば、花子さんの直線の式は直ぐに出せます。
  
  ここで、2次関数の式と花子さんの式で交点を求めてしまうのではないのだろうか?
  
  Y=1/2?² と Y=-2?+130   解いてみましょう
 
  1/2?²=-2?+130  両辺2倍して
     ?²=-4?+260  移項して
  ?²+4?-260=0   因数分解して  
  おやっ、、因数分解出来ない、、(解の公式や平方完成すればOKですが)
 
  そうなんです、ドツボにハマります。焦りますね~ (@_@;)
  でも冷静に考えると、10秒までの間で出会うことなど無いです
  10秒にバスは50m、花子さんは20mしか進みませんから、無理でしょ
  そういう冷静さがあるか?  これって大事ですw
  だから、グラフも敢えて10秒までにしたんでしょうね。チョイ悪だw
  
  最後に、出会い算の解き方でいってみましょうか?
  【バスの道のりを表す式】 ※道のり=速さ×時間
  
  バスと花子さんが同時に出発してから出会うまでの時間を?と置く
  
  1/2×(10)²+10(?-10)
  
  1/2×(10)² は10秒間で進んだ道のりです。これが50mになることはOKですね
  だってグラフからも明白です。
  次に10(?-10)ですが、(  )の前の10が速さで(?-10)が時間です。 
  出会うまでの時間?から最初の10秒間を引けば、残りの時間になります。
  この(?-10)が出るようであればスンナリいけそうです。
  【花子さんの道のりを表す式】
  これは単純です。速さは毎秒2mなので、2?です。
  【解法】
  双方の道のりの合計が、当初離れている130mになればOKです。
  陸上のトラックを連想しましょう。
  反対向きに2人が進みます。
  2人の走った距離の合計がトラック1周分になった時に出会うことになります。
  Aさんが200m走って、Bさんが5mしか走っていないのに出会うことは出来ないでしょう?
  そういうことです。
  さて、計算してみましょう
  
  1/2×(10)²+10(?-10) + 2? =130
     50   +10?-100  + 2? =130
                      12? =130-50+100
                      12? =180
                        ? =15      答え 15秒後
どうでしたか?
(1)(2)は頑張って解きましょう! 大丈夫ですw
(3)は正解率50%程度だと思われます。
全校入試問題解説を見ていないので何と言えないが
(3)の解法はどうなっているのだろうか?
予想するに、?の直線の交点を求める方法だろう。
出合い算で解くのであれば、グラフの作成から意味を成さない。
でも、出会い算で解くと簡単なことは明白です。
一つの問題であっても、最低3つの解法を考えられるようにすること
常に心がけています。そうすることで、問題作成者の意図が見えてきます。
意図が見えると、そのレールに乗るだけです。
    
と、長々と、、
次回は大問5の規則性です。
群馬県では珍しい出題傾向ですが、お隣りの栃木や埼玉では普通。
まして、全国の出題傾向を考えると普通に有り得た問題です。
規則性は練習すれば簡単に出来るようになります。コツも有ります。
お楽しみに!! 
  
    
   

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2009 数学 大問4 解説” に対して1件のコメントがあります。

  1. 受験生 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    面白いブログですね!
    解説も丁寧で解りやすかったです。
    大問5も期待しています。

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