春期講習終了
今日で春期講習が終わりました。
普段教える時間の少ない国語や社会に力を入れてみました。
国語嫌いが多いようですが、読解方法を具体的に指導することで見違えるようにできるようになります。また、本文を読む際の集中力も養われます。これからも長期的に指導計画を練っていこうと思います。
さて、本日の新中2
国語が超苦手な生徒がいました。
でも読解方法を指導するとこの程度の問題も「あっという間」にできます。
手順通りに考えればいいんです!
素晴らしい。これからが楽しみです。
問題
3つの傍線部の現象が日本の社会構造にもたらす変化を、三十五字以内で書きなさい。
あいさつをしない種類の若者のことは、広くは教育の問題にはちがいないが、核家族化の問題と深くかかわっている。現在、生涯出生児数は二を割っているが、このことは大きな問題をはらんでいる。都市化の進行と住宅事情の貧困とがあいまって、子どもは密室文化の中での生育を余儀なくされる。親の過保護がそれに輪をかけ、密室では消費文明の缶詰め化が起こり、やがて発酵しカビが生えはじめる。現代の子どもたちは、多かれ少なかれ、この種のカビに心を犯され、内なる自然を破壊されかけている。
一人っ子の場合、おじ、おば、いとこといった血縁がまったくない存在になる。この問題は、日本の社会構造の基盤に関わってくる。わが国の社会を支えている内部制度として、血縁と地縁による人間関係の脈絡をあげることができる。ところが地縁によるきずなは、都会化によって弱められる一方であり、また血縁のきずなは、核家族化と少数出産によって孤立化しようとしている。河合雅雄「サルの目 ヒトの目」から

