秒速で人が動くリーダー力⑧
第8講「相手によって態度を変えない」
要点
人によって態度を変えないことは、リーダーが人として伸びていくために必要な要素である。部下に対しては偉そうにし、上に対しては裏で悪口を言っているくせに、やたらとゴマをする人がいる。場合によっては、部下の手柄まで横取りする。このようないわゆるサラリーマンスキルに長けた人は、ある程度までは出世するが、その先伸びない。そして信頼を失うことになる。
色々な社会経験の中でサラリーマンスキルに長けた人を何人も見てきた。日本企業も随分変わったが、基本は年功序列の組織である。部下がいきなり上司になったり、その逆に上司がいきなり部下になったりすることはあまりない。しかし、社内競争の激しい会社(私の場合は一部上場金融会社)では、昨日までの部下が明日から上司になっていることなど見慣れた風景だった。表裏のある人間は2ヶ月もすれば組織を壊す。そのような組織は信頼関係が存在しないからであろう。とある統計では、給湯室(休憩室:休憩中など)での会話は殆どが「上司の悪口」と「給料の不満」とあった。人間の表裏など当たり前なのかもしれない。また、上司が部下の前で会社の不満を口にする組織ほど会社悪はないのだが、そういう人間も経営者にはゴマをする。まあ、自分の最も嫌いなタイプの人間だ。
今日の夜、食事をとりながら講師陣と次年度の教材論議で時間をとった。本当に意識が高くいつも感謝している。また、授業を観察していても「あっ、、こういう教え方もあるのか、、」と驚くことも多い。絆では私の上司はいないが部下はいる。私一人で運営などできないのだから「感謝の気持ち」は常に忘れてはいけない。そう、表裏を作らず、部下は大切な仲間だという意識を忘れないでいきたい。
教訓:人によって態度を変えない。自分の立場が変わっても態度を変えない。
第8講はここまで。。

