後期選抜 各科目所見

国語

選択問題の難易度は低めだが、記述問題の割合が高く文字数もいやらしい範囲で指定されている。簡単な要旨まとめ感覚だろうか。定期テストで出題される記述だけでは太刀打ちはできないだろう。古文、漢文などは基本問題が多く易しめ。現代仮名遣いや主語の抜き出しなど、定番問題。記述の採点基準にもよるが70点以上で十分だろう。
絆の授業では、国語は基本的に学校準拠は行っていない。定期テストの点数よりも論説文の読解を長期的視野で指導している。古文、漢文も同様だ。そのような土台があれば、この程度の選択問題も要旨まとめなどは簡単に感じただろう。今後も指導方針は変えなくても入試問題はクリアーできるだろう。

数学

全体を通して定期テストレベルの問題であり、進学校の平均点は相当高いのではないだろうか。10年位前に規則性が出題されてから傾向が変わりつつあるようだ。他県の出題内容からもそれは明らかである【ある都道府県とはあきらかに関連性が強い】また、答案に至るまでの考え方を書かせる傾向も同様だ。平均点は50点を超えるのではないだろうか。
絆の授業では、12月から一気に私立対策に突入する。その中でも規則性は大きな柱である。膨大な演習量をこなした当塾の生徒からすると、今年の規則性はラッキー問題。一方で最後の空間図形は難問だ。しかし、最終問題以外はできるはずだ。そのように指導してきた。実際に、最終問題以外は全て解けた生徒が多数で安心した。数学の指導では、傾向を知ることも大事だが、それよりも解法に至る考え方や見極め方など、指導するポイントが沢山ある。また、段階を踏んで問題演習させることも大事。一番駄目で無駄な授業は「解答解説の解説」これでは全く意味が無い。一つの問題から如何に幅を持たせ深みを与えるかが、今後もカギになる。

社会

第一印象は「記述が少ない」ということ。私の言う記述は、ただ「書く」という問題ではない。厳密に、今年の記述は①岩倉使節団派遣の目的②商品の安全を保証するための企業責任、この2問だ。逆に増えたのは資料の読み取りである。与えられた資料(史料)から答えを書く、これは記述の内には入らない。資料から推測ができるからだ。しかし、こういった問題は普段からどれだけ深く演習をしていたかで差がでるので、全員ができるというものでもない。資料の読み取りでは「書かなくては駄目」「書いては駄目」の判断も求められている。そういった意味では中学入試問題の感覚に近い。中身を見ていくと、高村光雲の「老猿」、株式会社の利点、法の支配、この3問は難しいだろう。逆に、タイに関する統計資料、沿海部【沿岸部では無く、、】の記述、岩倉使節団の目的、時代の並び替え問題、ワシントン会議の時期と目的などはもっと深く出題して欲しかった(と予想していた)。今後の対策としては、単なる記述よりも資料の読みとりに力をいれたほうがいいように感じた。

理科

難易度は定期テストレベルではないだろうか。印象としては1分野の割合が高く、多くの生徒が苦手とする地層、化学反応、電流で差がつくはずだ。近年の異常気象で天気図が出題されると思ってはいたが、あっけなく小問にとりこまれてしまった。ここでは記述が1問出題。完全的中。全体的に、やはり群馬の理科は易しい。大問1から見ていくと、刺激は目からにすれば面白かったのではないか。大問2はスギナが厄介だ。これは中学で習うのか?悩んだ生徒は多いはずだ。密度と圧力は計算を伴うが難易度は低い。大問3は植物。ここで記述が3問出題。全て完全的中。大問4は地層。直前期の対策で力を入れた単元だけに、ほとんどの生徒が楽勝だろう。最後の標高問題だが、地層の傾きが出題されたら逆に面白かったのだが、、。記述は1問出題。これも完全的中。大問5は化学反応。酸化反応と還元反応の記述も完全的中。計算も完全反応なので簡単だ。大問6は電気。苦手な生徒は全く駄目な単元だが、難易度は普通レベル。あとは時間との勝負だろう。記述に関しては今年も完全に100%的中だったことは嬉しい。

英語

全体的に見てオーソドックで例年通りの問題だ。対策次第では非常に簡単に感じるだろう。リスニングの写真問題は簡単な英文が予想される。次の問題は地図が掲載されているが、何となく英文が予想されるだけに簡単だろう。次の問題も選択肢からもひねりが無い。これでは聞き取りポイントがバレバレだ。4は不明なので省略。大問5はe-mailの穴埋め問題。文法的にも標準的な難易度。大問6は会話文。使われている単語も中1レベルで易しい文だ。これも簡単だろう。大問7は長文。ここで少し差がつく。いきなり英問英答が2問。要旨まとめの選択。最後に英作文。英作文以外はなんとか正解したい。大問8は英作文。ここは普段からの演習量で差がつく。難しい単語や文法を使わずに考えれば何とかなる。出題者側は、難しいことを要求しているのではなく「写真に合った流れか」「文法ミスやスペルミスが無いか」を要求している。難しく考えるほど細かいミスをするのがこの手の問題だ。全体的に、私立入試は文法力が問われる場合が多いが、公立高校は英文の大意を掴むことが問われている。普段から多くの短文、長文を読む(解く)習慣があれば太刀打ちできるレベルだ。

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