覚悟の違い

6/14(日) 午後2時くらいから「フジゼミ」という学習塾を紹介するTV放送が流れた。普段どうり、ぼっ~とコーヒーを飲みながらTVを眺めていたのだが、同業ということもあり見入ってしまった。フジゼミとは関西にある学習塾らしい。主に、言葉は悪いがドロップアウトしてしまった生徒を対象としている塾のようだった。

絆とは少々違うのかな、、と思いつつ見ていたが良い意味で裏切らてしまった。生徒の意識の差があまりに違ったからだ。フジゼミの生徒は「大きな夢」がある。だから、必死に勉強している。それに比べて絆の生徒は「夢の大きさ」は同じかもしれないが、その重みも覚悟も過程も違う。一言で言うと「軽い」と感じた。ドロップアウトを肯定するつもりも、一方、恵まれた環境も否定するつもりもない。しかし、この先の人生を見据えた覚悟の差は大きい。

ドロップアウトした生徒がやり直しを決意する時には、人生を見つめ直すことをする。今までの自分を反省、後悔し、そこから自分の進むべき道を見つけ出す。一方、恵まれた生徒は反省したり後悔することがあったとしても、「こんなものだろう」「言われたからやっている」といった自己擁護になる。理由は簡単だ。どうせ「自分は守られている」と感じているからだ。だから覚悟が違うのだろう。先々の人生を見つめ直すとはどういうことか。社会に出た時の話をしよう。社会に出てみると最終学歴で出世に差がでることはわかると思うが、それはどうしてだろうか。採用する側から見れば、最終学歴が高い人は「勉強が出来る」と考えるよりも「勉強を計画的にすることが出来る」と考えるのだ。高校生諸君も見ているだろうから敢えて言うが、中学生と高校生の勉強の質は大きく違う。中学校までは授業を聞いていれば何とかなったものが、高校になると難易度が一気に上がるからあっと言う間についていけなくなる。赤点続出である。そして、部活をするためだけに学校と家を往復するようになってしまう。こういう生徒に限って「部活が忙しいから、、」と自己擁護するのだ。しかし、勉強を頑張っている生徒もいる。そういう生徒こそが「勉強を計画的にすることが出来る」側なのだ。社会に出れば学校で習った勉強は不必要かもしれない。しかし、その途中過程の過ごし方で差がでるのである。大きなプロジェクトを任そうとした時、計画的に行動できる人とそうで無い人だったらどちらに任せようと思うだろうか。だから学歴は人を見る指標ともなるのである。

「夢は何ですか」

学歴によって夢の選択肢は限られる。しかし、そこに学歴が加わった時に夢の選択肢が広がるのでしょう。

絆の生徒に全てをあてはむことはできませんが、この覚悟の持ち方は必要だと感じた。勉強をやめるのは簡単だし、自分を諦めることなんて一瞬である。しかし、それでは夢をつかむことはできない。どんなに自己擁護の理由をつけようが「計画性のない」側に振り分けられるのが現実なのだ。

御存じの方も多いが、私は高校時代に硬式テニスに没頭していた。相当ハードな毎日だった。おそらく、今の生徒のだれよりもハードだった。朝練もあったし、夜は毎日10時まで練習。週末は遠征の連続。そんな日々の中でも毎日夜中の2時か3時までの勉強を欠かすことはなかった。部活を卒業してからは毎日12時間以上は勉強していたと思う。古い時代なので、部屋にはテレビもパソコンも携帯もない。勉強を妨げるものは何もなかった。あったのはラジオくらいで、息抜きでオールナイトニッポンを聞く程度だった(このラジオから日航機墜落事故を聞いたときには心臓が飛び出すくらいバクバクした記憶がある)。自分はどうしてこんなにできたのか。私の覚悟は「受検は1校」だけだった。家計的にも1校だけと親から言われていた。高校入試も大学入試もである。落ちたらどうすると思うかもしれないが、そうなれば就職だったと思う。さすがに高校入試であまり緊張はしなかった記憶がある(しかし、不合格で就職した同級生もいたことも事実)。なっていったて合格発表すら見に行っていない(笑)。でも大学受験はもの凄く緊張した。高校の勉強の大変さから大学受験の大変さを感じていたからだろう。本当に本気で勉強した。「だめだったら次、、」そんな甘い環境ではない。駄目だったら「就職」=進学は諦めることだったからだ。勉強は誰のためにやるのではなく、自分のためにやるんだ、と思っていた。。振り返って、その当時の自分も「覚悟」を持っていたように思う。今の生徒の何倍も重かったはずだ。だから「軽い夢」を語る人をみることが歯がゆいのだ。

 

皆さん、「夢をつかむ」って簡単だと思いますか。簡単ではないですよ。勉強って楽しいですか。本来は「辛い」ものですよ。辛さを知った人がその先の「本当の楽しさ」を経験できるんですよ。

先日、うれしい言葉を聞いた。
高校をドロップアウトした生徒だったのだが、大検を受けて合格したとの報告だった。理由を聞けば(ここでは書けないが)、、、涙がでるくらい感動した。こういう生徒(子供)は強い。こういう子供こそが社会から求められる資質なんだと感じた。また、ある中学生は「目標○○○点」、、聞けば朝の4時から勉強し始めた。。口先だけではないことは授業中の態度を見てもわかる。その言葉を聞いて、1年半前、たったの一人だった時を思いだした。こんなにも成長するのかと、。

人の意識を変えるのは環境だと思う。環境には学校、家庭、友人、塾と様々ある。私が出来るのは「塾」の環境作りである。子供の意識を正しい方向に導いてあげることが「絆の環境」である。そのことの重要性を、今日のTVを見て強く感じた。「夢を語る」のはいい。でも、「フジゼミ」の生徒に負けない「重み」を持って語ってほしい。行動を伴った「重み」を感じてほしい。

 

「フジゼミ」と同じことはできないかもしれないが、その意思は見習おうと思う。

 

 

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